のみ友通信153号「東洋医学にしか出来ないこと」

東洋医学イメージ

 

~秋は乾燥の季節

 呼吸器系の症状や

 悲しい気持ちの人が増えます~

 

~スパイシーな食べ物がおススメ~

 

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これ、きっとみなさんが

よく触れる東洋医学の

「秋の養生法」ですよね。

 

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でもみなさんは

言うとおりにしますか?

 

僕はダメなタイプです(笑)

 

(↑でた!このひねくれもの)

 

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~長期的な健康のために

 何を食べるといいの?~

 

この問いに対して

 

以前なら東洋医学の

何千年もの経験値って

圧倒的な信頼性がありました。

 

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でも今はコホート研究といって

 

「健康と食事」について

長期的な関連を調べた

疫学的な研究があります。

 

非常に信頼度が高い。

 

ならば素直にそこに従う方がいいと思うんです。

 

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なんだかそう書くと

「アンチ東洋医学」に

聞こえると思いますが

 

そうじゃないんです。

 

時代の変遷と共に

現代医学・東洋医学の

 

「守備範囲は変わる」ということ。

 

AIの進化により

さらに変化は急速化するでしょう。

 

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逆にそれは

 

「東洋医学にしか出来ないことってなに?」

 

という問いでもあります。

 

 

いったいなんだろう?

具体的にどう活かされるの?

 

 

今日はそんなおはなし。

 

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● 目次

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・東洋医学の原点

・東洋医学と現代医学は真逆

・東洋医学と神話

・Wholeに触れる

・ウェルビーイング東洋医学

・ 編集後記

 

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● 東洋医学の原点

 

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「東洋医学にしか出来ないことってなんだろう?」

 

そんな問いを探るには

原点に戻ることが大切です。

 

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東洋医学の原点。

 

それは人類が洞穴で

壁に絵を描いていた

旧石器時代にさかのぼります。

 

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~ここを押すと気持ちいい~

~この草を食べるとお腹が楽になる~

 

そんな膨大なトライアル&エラーの積み重ねは

 

やがて新石器時代

次第に体系化されます。

 

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文字ではない

右脳的なアートや

神話の体形です。

 

「野生の思考」といいます。

 

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● 東洋医学と現代医学は真逆

 

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つまり東洋医学は

その成り立ちから

 

左脳的な論理的なものと

対極にあるのです。

 

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現代医学と東洋医学は

本来真逆の体系にある。

 

まるで鏡の中のように!

 

ここが大切な所です

 

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東洋医学と現代医学

 

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● 東洋医学と神話

 

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その意味で東洋医学が

本領を発揮するのは

 

左脳的・論理的な手法ではなく

右脳的・直観的な手法です。

 

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例えば神話に出てくる

 

「龍と闘って宝を得た」

というお話を

 

論理的に分析しても

意味がないのに似ています。

 

その龍とは実在じゃなく

メタファーなんですから。

 

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でも神話やメタファーは

対話のきっかけになります。

 

例えば

現実世界で行き詰まった時

イマジネーションを膨らませ

 

「今闘うべき龍とはなんのことだろう?」と自問自答してみる。

 

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そこにはなんの論理的根拠も

意味もないけど

だからこそ真逆に、右脳的・神話的・野生の思考的な意味があるのです。

 

通常の思考回路とは全く違う

ヒントが、ふと浮かぶかもしれません。

 

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● Wholeに触れる

 

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冒頭で紹介した

 

秋・乾燥・呼吸器・悲・スパイス・・・という五行論のおはなしも

 

そのものズバリではなく

メタファーとして受け取ることが一番誠実な手法だと思います。

 

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例えば熟年期の人で

定年後やることがなくなり

 

気持ちが塞ぎがちになり

呼吸器系の症状がでる時

 

現代医学では

抗うつ剤や咳止めで治そうとします。

 

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論理的に正しいし大切だけど

 

それはその人の表面であり

Wholeに触れるものではありません。

 

「この症状を通じ、Wholeは何を伝えようとしているのだろう?」

 

そんな問いと共に

五行をメタファーに

 

今この人生の局面で「スパイスとは何を意味するのだろう?」と対話を深めてみる(あくまで一つの例ですが)

 

そんなプロセスを通じ

「はっ!」とするような、気づきが起こるかもしれません。

 

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随分強引な展開に感じるかもしれませんが、きっと東洋医学の存在理由とはそのようなWholeの健やかさ=Holistic=ウェルビーイングなのだと思っています。

 

※ Wholeというのは僕があてたものです。全人格とか、心カラダ魂をあわせたものとか、もっと広がりをもった Web of Lifeと言ってもいいかもしれません。

 

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● ウェルビーイング東洋医学

 

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冒頭から書き綴ったことを

体験しながらやってみよう!

というものです。

 

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それこそが

東洋医学の真価だと思っています。

 

でもわかりにくいですよね(笑)

もし興味のある方はぜひ!

 

▼ 詳しくは

https://www.kaibougaku.com/touyou2025aki/

 

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● 編集後記

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「僕にしかできないことはなんだろう?」というのをずっと考えています。

 

それは自分の原点に立ち戻ることでもありました。

 

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そんな中から、ワタシの健やかさを見つめる「ウェルビーイング東洋医学」と 地球の健やかさを見つめる「みらいのたねプロジェクト」が生まれました。

 

https://note.com/miratane7

 

どちらも地続きであり、目指すものもWholeの健やかさです。

 

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