究極のモチベーション

ヨガにせよ○○体操にせよ、健康法みたいなことって、いいとわかっていても、続けるのって難しいですよね。

「やらなきゃ!」だけじゃ、なかなか続かない。

僕は、モチベーションという意味で「自らが人に伝えること」が、いちばんいい方法だと思ってるんです。

しかも完璧になってから伝えるのではなく、未完のまま。

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そもそも僕がお伝えしていることのほとんどは、自分が「あ~出来てないな」「でもなんとかしたいな」ということばかりです。 

でも、だからこそ続かない人の気持ちが分かる。生徒さんが「実はサボってました、フフフ♪」と繕わず話せる関係でいられる。

そういうの大切だと思っています。 

完璧な指導者ではなく「仲介者」としてのありかた。

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僕はよくテレビでやっていた「極道牧師」みたいな人が好きです。

単に高潔で敷居の高い存在ではなく、弱さやズルさを併せ持ち、その道に進んじゃった人の気持ちもわかる人。(もちろん極端な例ではありますが)

そう人に対してじゃなきゃ、本当に心開けないですよね。

自らの中に内包する矛盾を認め、赦し、昇華した人。

極道牧師さんは、同じような誰かのために伝えると共に、きっと自らのために教えているのだと思うんです。

時にぐらつきそうになる、自らを律するためのモチベーションとして。

画像はガンギエイ レヴィ=ストロースの神話と意味に出てきます。

北風と南風という相反するものを仲介したトリックスター。