ヨガで怪我しないために何が必要?(その3)

安全な旅には

 

● 正確な地図 

● 現地の人に道を訊ねること

 

その両方が不可欠ですよね。

 

それはヨガも同じだと思いませんか?

 

● 地図    = 事前に学んだ解剖学や科学の知識

● 道を訊ねる = 今カラダで起きていることとの対話

 

 

特に、ヨガで怪我しないという目的においては、解剖学の知識だけで進むのはとても危険だと思っています。

 

現場で起こっていることは刻々と変化します。それは地図にもマニュアルにも書いてなくて、現場に訊くのが一番だからです。

 

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例えば「ダウンドッグで腿裏やふくらはぎが痛くてたまらないんですがどうしたらいいですか?」みたいな質問。

 

解剖学的には「股関節から曲がる」「膝を曲げ踵を浮かせて後面の筋緊張を緩める」「拮抗筋を働かせてみる」「背面の筋膜リリース」など、いくつかのテクニック的なものがありますが

それよりなにより「少し緩めてみたら?」みたいな自己調整が最優先ですよね。それが現場の声なのですから! 

 

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これって当たりだけど、むしろそれが出来ないで痛めちゃってる人を沢山みてきました。

僕の解剖学クラスでは、前述のような「ああすればこうなる」的な解剖学的How toもお伝えしますが、よりむしろ、カラダの反応に気づくために解剖学を活かすことを大切にしています。

 

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解剖学という地図があることで「私の脚はここから動いていたんだ!」と気づくと、そんな脚との対話が弾むわけです。

 

いま私の脚はどんなふうに感じているのかな?痛いのかな?とか。

長くなりましたが、そんなことに興味のある方にいらしていただきたいです。

 

⇒ セラピスト・ヨガの解剖学オンライン講座

 

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